もうひとつの、こもれび…
木漏れ日の様に優しく包み込み癒しながら、地域で暮らせる手助けをしたいという思いで訪問診療を行っております。
当クリニックの特徴として訪問専門の内科医と、精神科医が常在しており、常時心身両面に対し対応可能です。また、機能強化型在宅支援診療所(病床あり)であり、連携病院でのCTやMRIの撮影も行う事ができます。
訪問診療とは
訪問診療とは、病院へ通院することが困難な患者さまに対して、医師が定期的に自宅を訪問して診療を行うサービスです。
治療計画を立て、定期的に訪問診療を行い緊急時に往診対応いたします。
より迅速で丁寧な医療を届けたいという思いから令和5年10月より訪問看護ステーションを開設いたしました。月2回の訪問診療に加え、訪問看護を行うことでより細やかな医療を届ける事が出来ます。身体・精神両面で対応可能な訪問看護ステーションを是非併せてご利用下さい。
対象地域について
吹田市、豊中市等にお住まいの患者さま
適切な意思決定に関する指針
とくもとこもれびクリニックは、患者様が適切な意思決定をすることができるように、以下の指針を定めます。
- 1. 医師等の医療従事者から、現状、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供を行います。
- 2. 医療・ケアを受ける本人およびそれを支える家族が、多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームと十分話し合いを行えるようにします。
- 3. 本人の意思を最優先とし、家族や医療・ケアチームが納得できる意思決定となることを目標とします。
- 4. 意思は変化しうるものであることを踏まえ、本人や家族との話し合いが繰り返し行われるようにします。
- 5. 話し合いの内容は、都度診療録に記録し、医療・ケアチームへと情報提供を行います。
- 6. 人生の最終段階における医療・ケアの開始・不開始、変更、中止等は、医療・ケアチームによって、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断します。
- 7. 本人の意思確認ができない場合は、以下の手順によって、本人にとっての最善の方針を決定します。
- ① 家族等が本人の意思を推定できる場合は、その推定意思を尊重します。
- ② 家族等が本人の意思を推定できない場合は、本人に代わる者として家族等と十分に話し合います。
- ③ 家族等がいない場合および家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は、医療・ケアチームの中で十分に話し合います。
在宅診療の対象の方
居宅(施設)で療養を行っており、疾病、傷病のために通院による療養が困難な方が対象になります。
費用について
保険診療の為に、各種健康保険が適用となります。
在宅診療では、「在宅医学総合管理料」と「訪問診療費」が基本費用として発生します。そこに、必要に応じて行われた治療や検査などの「追加診療費」が加わります。
1カ月に2回の訪問診療で院外処方箋を交付する場合、おおよそ7,000円(1割負担)となります。3割負担の方は、おおよそ20,000円となります。
その他に、採血検査、心電図などを実施した場合は別途、費用がかかります。
また、在宅酸素等の医療機器を使用する場合やがんなどの治療を行う場合も医療保険に含まれますが、別に負担金が加わります。
精神科訪問診療の対象の方
精神科の診療が必要で、通院が困難な方は全て対象になります。
精神科訪問診療の対象となる主な疾患
統合失調症、認知症、うつ病、強迫性障害、躁うつ病、ADHD(注意欠陥多動性障害)
※上記疾患以外で、精神症状にお悩みの方も対象です(やる気が出ない、眠れない、不安が強いなど)
費用について
保険診療のため、各種健康保険が適用されます。
(健康保険、高齢者保険、自立支援医療、生活保護に対応)
初診時は別途初診料が加算され2000円~2500円程度(3割負担の場合)
再診時は1500円程度(3割負担の場合)
その他、別途にお薬代や検査をした時の検査料が必要となります。
診療費について疑問を感じた時は、当院スタッフあるいは厚生局にお問い合わせ下さい。